運慶作 大日如来像のオークション
ご存知のように、鎌倉時代の仏師 運慶作と言われている仏像が、18日、ニューヨーク・クリスティーズのオークションにかけられました。推定落札価格は、日本円にして2億円。

元々は、足利の廃寺にあった大日如来像ということも確認されていて、流浪の旅に出た仏像は、重要文化財指定も、国宝にもならず、地元足利市の有志の人たちの思いも、文化庁の購入打診も時間切れでした。1年前に、新聞でこの仏像のことを知り、何か方法はないのかな? 何とか国内にとどまって欲しいと思っていました。
結果は予想を遥かに上回る、1280万ドル(約12億8000万円)にて、三越が代理人としての落札。手数料も含んだ購入額は1437万7000ドルとのこと。うーん。。すごいね。
当初は、「一般公開は考えていない」というコメントが出ていたのですが、徐々に落札者が明らかになるにつれて、「未来に伝えていく責任」を示唆し、そのための調査協力と、いつかの時点での国立東京博物館での一般公開。像内に収められている木札や水晶の調査や国重文指定への協力に前向きな考えのあることを記者会見で発表したとのこと。
優れた美術品は、どこにあっても「次の平和な時代へバトンタッチする」までの一時的な預かりものだと思っています。それが、日本であることにちょっとホッとしたのは、ワガママかな。。。
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