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2008年3月

運慶作 大日如来像のオークション

ご存知のように、鎌倉時代の仏師 運慶作と言われている仏像が、18日、ニューヨーク・クリスティーズのオークションにかけられました。推定落札価格は、日本円にして2億円。
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元々は、足利の廃寺にあった大日如来像ということも確認されていて、流浪の旅に出た仏像は、重要文化財指定も、国宝にもならず、地元足利市の有志の人たちの思いも、文化庁の購入打診も時間切れでした。1年前に、新聞でこの仏像のことを知り、何か方法はないのかな? 何とか国内にとどまって欲しいと思っていました。

結果は予想を遥かに上回る、1280万ドル(約12億8000万円)にて、三越が代理人としての落札。手数料も含んだ購入額は1437万7000ドルとのこと。うーん。。すごいね。

当初は、「一般公開は考えていない」というコメントが出ていたのですが、徐々に落札者が明らかになるにつれて、「未来に伝えていく責任」を示唆し、そのための調査協力と、いつかの時点での国立東京博物館での一般公開。像内に収められている木札や水晶の調査や国重文指定への協力に前向きな考えのあることを記者会見で発表したとのこと。

優れた美術品は、どこにあっても「次の平和な時代へバトンタッチする」までの一時的な預かりものだと思っています。それが、日本であることにちょっとホッとしたのは、ワガママかな。。。

「こどもキッチン」にて

今日は、「こどもキッチン」でした。 
吹き飛ばされそうな、ビル風と大雨のなか、子供たちは大丈夫だろうかと不安がよぎります。
通常より早いスタートでしたが、祝日で学校がお休みということもあり、30分以上も前から、大きなガラス窓の外には、エプロンを手にした子供たちが待っています。

今日は、好評のリピートで『春野菜でお絵かきピザ』です。
簡単なデモンストレーションのあとは、弾けたように子どもたちが自分のポジションに散って行きます。

それぞれに作業をして、自分のピザに野菜をいっぱいに盛りつけて、アツアツのオーブンへ。
試食タイムは、笑顔が部屋に溢れます。
家族への自分たちが作った「お土産」を持って、はい終了!

怪我をせずに、今日も終えられたことを感謝する瞬間です。

後片付けも順調に終わり、ボランティアの人も交えての反省会も兼ねて、ミニ会議を開き、いったんおしまいになった瞬間、嬉しいサプライズがありました。
スタッフが内緒で用意してくれたザプライズは、バースディ・ケーキ! 
子どもたちとの会話のなかで、誕生日を覚えていてくれたのでした。恐縮です。。

スタッフといただいたケーキは、ナミダがこぼれるくらい、嬉しかったし、美味しかった。
たくさんのご恩返し、頑張りまーす!!

“ベランダのさくら”
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ゆったりとした優しい雨

少しずつ、都内でも桜が開花してきました。
ひと雨ごとに、暖かな季節に向かうことを予感させるような、大粒のちょっと冷たいけれど、優しい雨の一日でした。

今日は銀座にて、ベルギーから帰国した友人との再会でした。
チョコレート事情や色々、お互いに情報交換をして、久しぶりにゆったりとした時間を過ごすことが出来ました。

この年齢になって、初めて分かることも多く、仕事や仕事以外にも関わる人たちとの会話のなかの『何気ない言葉』にハッとすることが、あります。
分野も専門も異なる厳しい世界で生きている人たちなのに、深層では本当に優しい。。 圧倒されるくらい。

人生は、わからない。でも、きらきらとした希望に満ちている。。 そう思っています。

“リビングにて花を咲かせたパフィオペディラム”
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調理の科学教室レッスン

今日は、Qiball内にある『千葉市科学館』に伺いました。

現在、開催中の企画展「地球はおおきなくすり箱」のひとつとして、M's Kitchen Centre の水島弘史シェフによる「調理の科学教室」です。アシスタントとしての現地入りです。

直前まで調整に時間がかかり、宣伝も充分には出来ませんでしたが、受講した方はとても熱心に最後まで聴講して下さいました。 試食の時間には、皆が口々に美味しさに驚き、特に会話も弾み、講義が終わったあとも、水島シェフを囲んでのプチレクチャーが続きました。

水島シェフの作り上げる料理は、「美味しい=美しい=身体に良い」ということを常に掲げていて、今日はそのことを受講して下さった方に実際に体験していただけた貴重な場でした。
この場を作って下さった、科学館の皆様、会場の皆様に感謝致します。ありがとうございました。

その夜は、事前にチケットを購入しておいた「プラネタリウムで見るアロマの夕べ」を楽しみました。プラネタリウムがアロマの香りで満たされて、うーん。。リラックス出来ます。
今日のアロマは、ライム、ベルガモット、イランイランをベースにした香り。

プラネタリウムで見上げる星は、無数の星がちりばめられてとても幻想的できれいでした。

後半はビューンと飛んで、“南半球に到着”です。天の川に煌めく星空の美しさは変わらず、そのなかに控えめに輝く星「南十字星」を、何年ぶりかで見る事が出来ました。シドニーで、よく見上げた星空です。また行きたくなりました。
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Violettes ヴィオレット

春の香りが漂う季節となりました。
日差しに暖まった風が、花の香りを運んでくれます。 
春の花の色は、パンジーに代表されるように、優しい色が多いですね。

ベランダのすみれも咲き始めました。摘んでは、あちこちに飾ります。
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香りのする花が大好きです。特にすみれは好きですね。

どうしてこのような、魅惑的な深い色合いが出るのでしょう。自然の不思議を感じます。

少し湿り気を帯びた、ひらひらのちいさな花びらの向きを揃えて束にして、深く香りを嗅ぎます。
甘ーい香りがします。

三井記念美術館『三井家のおひなさま』

三井記念美術館にて開催中の『三井家のおひなさま』へ出かけました。ここ数日、仕事の打ち合わせが数件あり、考えることが多かったので、良い気分転換になりました。

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昨年とは少し変わって、人形の年齢層がかなり下がり、今回は、丸平文庫蔵の「京の人形あそび」と題して、五節句などの季節の行事にちなみ、生き生きとした市松人形が飾られました。
可憐な姿が印象的でした。

市松人形の帯止めも、それぞれの季節にちなんでいて、優雅で予想以上に、本当に素敵でした。

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「痩せすぎです」

「痩せすぎです」 一昨日の主治医の言葉。
あっ、わたしのことではありません。たしかに痩せてはいますが、痩せすぎではありません。

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相手は、一人娘の愛猫の主治医で、定期的な歯の検診に来院した際のことば。
続く言葉は、「背骨とあばら骨がこうして触れてわかるというのは、ちょっとね。。 年齢的にみても、体重のこれ以上の減少は避けたいので、少しだけ量を増やしてみて下さい」とのこと。

愛猫は、とてもちいさく、「中猫」によく間違われます。体重は、3.04kgをキープ。ここのところ、片手で持ち上げて、太ったかなと思っていたので、少しずつ量を調整していました。(重く感じたのは、私の筋力のオトロエだったのね。) 
よく、「『国際キャットショー(何の部門かは不明)』に出場するので」(もちろん冗談です!)と云っていて、すこしダイエットしすぎたかな。。。
一昨日は、2.96kg。この減少での主治医の言葉です。

これに喜んだのは、いつもハラをすかせている愛猫! 歯磨きもルンルンで、いつにも増して、堂々と「ごは〜ん。ごは〜ん」を連呼します。

Musee du Louvre ルーブル美術館展

病院外来が予定より早めに終わったので、上野にある東京都美術館にて開催中の『Musee du Louvre ルーブル美術館展 フランス宮廷の美』に出かけました。

「ダイヤモンドでちりばめた嗅ぎ煙草入れ」
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展示内容は、ルイ15世からルイ16世にかけて作られた美術品の数々。ロココ様式から新古典主義まで。
ルイ15世の寵愛を受けたポンパドール婦人が所有していたもの、マリー・アントワネットが所有していたものが展示の中心です。
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印象的だったのは、セーブル焼、スターリングシルバーのスープチューリン、マリー・アントワネットの旅行用携帯品入れ、アントワネットの時代の様式美が凝縮されたようなシリンダーデスク等。

当時、ポンパドール婦人の持ち物、作るものは『ア・ラ・ポンパドール』といわれ、宮廷を中心として流行をしました。妻であるマリー・レクチンスカの肖像もあり、その父であるスタニスラフ・レクチンスキーはポンパドール婦人に対抗出来るよう、娘に色々とお菓子を教えていたことは有名です。同じ部屋に飾られていた3人は、どのような思いだったのでしょうね。いずれにしても優雅な時代です。

相次ぐ戦争と、独立を支援するアメリカへの多額の資金投資により、やがてフランスはじりじりと経済危機に陥ります。旧体制への民衆の怒りも、マリー・アントワネットで頂点に達し、やがてフランス革命を迎えます。

ルーブル美術館の雰囲気、ベルサイユ宮殿の独特の優雅な雰囲気を出すのは無理としても、予算の関係もあるのかもしれませんが、せっかくなので、もう少し、優雅な展示方法で見たかったなと思っています。。例えば、当時の音楽を流すとか、床に当時の様式模様のシートを貼るだけで相当印象が変わってくると思いましたが、難しいかな。。。

L'Amour du Pain パン作り その後3

パンを作り続けています。『酵母の精』が宿るまで。。 というのは、都合が良くて、実際には、なかなか『酵母の精』は来てはくれません。

昨日は、Zopfでのパンのレッスンでした。

生地を練る時に、一歩手前で止めるというテクニックを要したレッスン。
生地の意図する歯切れの良さを出す為に、覚えなければならないレッスンでした。

オーブンに入れる前の桜あんぱん。桜色の餡が素敵です。
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焼きあがった、私のホワホワの桜あんぱん、シュガーボールとZopf
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雛祭り

久しぶりに、女友達6人での「お雛祭りの食事会」です。

今年は花粉の量が例年の3倍ということもあり、ちょっとへたり気味の友人もいるかな?と思ったのも杞憂で、皆、全然平気! 今どき珍しい集団です。

そうなのです。私を含めて、皆、野性味が強いと云うか。。 
話題は、流しびながどうやって流れて行って、どこで回収するのかと言う環境のこと等々。

大いに笑って、美味しい料理を楽しんで、充実した嬉しい時間でした。ありがとう!

玄関に飾った「うさぎのお内裏様とお雛様」貝桶も、赤い椿も昔のちりめんで出来ています。貝桶には、シジミサイズの貝合わせが古布でくるまれて入っていました。細かいね。。

ちらっと見える「ぽっくり」は今年出会った素敵な宝もの。黒地に金色のツルと松。一人娘の愛猫に履かせてみるつもりです。
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