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2007年9月

那須へ 数時間のプチ旅行。

「澄んだ空気が吸いたい!」酸欠状態の日々からの脱出を目論み、那須へ行きました。
日帰りのプチ旅行でしたが、結構楽しめました。
時折の曇り空でも、空気はひんやりすっきり24度。 秋の風。。 いいね。

楽しみにしていた、在来種のお野菜は「山クルミ」と、「千生ほうずき」。お店のレジの人は、私の顔を見て「どうしてこんなものを?」と尋ねます。「こどもの頃に『何にもないから食べた』もの」らしい。私にとっては、初めてお目にかかる珍しいもの。クルミはけっこう濃厚な野性的なお味で、殻がとても固かった。ほうずきは、甘い! もしかしたら、「フルーツほうずき」の祖先かもしれない。根拠のないかたちと味からの推測です。

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ランチは弟の推薦する「香港厨房 An Yu Le」の香港式ワゴンサービス飲茶をいただきました。「那須といえば、うーん。。日本そばだな。」そういう人にも、一度オススメしたいお店でした。
まだオープンして間もなく、ホームページも未開設。

弟曰く「Sydneyのcityにある『クラスがちょっと上』の媚びない本格的な飲茶を出すお店のイメージ」(もっともシドニーで媚びるお店に出会ったことはないけれど)ということで、お昼に「食べ放題飲茶」を予約。お店の作りは、調度品も品がよく、確かにクロスも質が良く、清潔でゆったりとしている。

結果は、「参りました。出直します」という気分。前菜のコリコリした中華クラゲをお替わりして、那須の野菜のピクルスをいただき、サラダなどに手を出したのがいけなかったのね。

次々に運ばれてくるワゴンサービスに、目が回りました。蒸し物をふたつ。目は戴きたいのだが、胸がいっぱい。そのあとは、とうとう焼き物も、揚げ物にも手を出せず、やっとデザートを一皿。。お茶を何度もお替わりして、それで終わりです。帰宅後、報告がてら弟に話をしたら、そういう結末を予想していたみたいで笑われました。

次回は、戦略を立ててもう一度出かけてみるつもりです。そんな「お間抜けな旅」でしたが、お湯にもつかり、ホカホカ気分の一日でした。ありがとう。

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Chao Italia! 「イタリア展」にて

会場は、時差ゼロの「イタリア」。 気になっていた松屋銀座の「イタリア展」へ。

質の良いオリーブオイルに、美味な「パルマハム」。ピラミッド型の結晶体をした塩。ブラ(スローフード協会発祥の地)の名前のついたチーズ。。
みーんな、美味しい。

そのなかで、今回、私が選んだのがこのジュレ。

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黒い方は、「バルサミコのジェラティーナ ブドウ入り・Gelatina Aceto Balsamico」、赤い方は「バルサミコ風味の赤ピーマンジュレ・Marmellata di Peperpni all Aceto Balsamico」。
赤い方は、フルーツの香りがして、ジェラートにかけても美味しそう。黒い方は、もうこれは、ジビエをイメージさせます。 バルサミコを煮詰める方法は、手法的によく使いますが、このようにジュレとして保管し、使う方法もあるのだと感心しました。本当に美味しい、深くストレートなお味にノックアウト! 「宝石箱」のような、フォルムにも魅せられました。

三井記念美術館の『旅』

本日、三井記念美術館(三井文庫)の『旅』へ出かけました。一気に室町時代へと遡る旅です。

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ここの三井記念美術館館長は、以前のブログ8月2日『動物が好き』に登場した「東洋美術史を専門とする一風変わった“動物園お弁当持参ツアー”を不定期に企画している先生」です。

冒頭より、初めて見る印籠から、旅のお供の茶箱。それに、如庵には『旅』にちなんでの茶杓、「銘・旅の友」。旅をテーマにした、素敵な展示です。
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印象的だったのは、藤原定家の日記「熊野御幸記」。
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建仁元年(1201)10月、後鳥羽上皇の熊野への御幸に随行した藤原定家が記した23日間の日記。ときに上皇は21歳の若さで4度目の御幸、一方の定家は40歳で初めての参詣。

「10月5日天気晴れ」から始まる日記は、定家が旅に出て数日後には体調を崩し、「大変な状態」のなかに進行します。夕ご飯とともに催される「相撲」の多いこと。体調のこと、定家の不満も正直に書いてあり、それがこの世に残るとは、定家は想像したのだろうかと思いました。

展示の最後の部屋には、毎回、面白いものが飾られる傾向があり、今回も、江戸時代(天明3年・1783年)に描かれた「地球一覧図」。

アメリカも、アジアも、南アメリカも、アフリカもある。でも、ない場所がひとつ。「オーストラリア」オセアニアの諸国。この地域は、南極と一体化していて「人が住んでいるのかどうかわからないので、描けない」という、ほぼ未開の地とみているという書き方をしています。

一生懸命描いていたけれど、ちょっと息切れした感じ。そんなことない?
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ruokala lokki 『かもめ食堂』を見て..

先日の深夜、テレビにて放映された『かもめ食堂』を拝見。 
舞台はフィンランドの首都ヘルシンキ。夏の日常のゆったりとした時間のなか、港にはたくさんの「白いかもめ」がのんびりと飛び交う。大きなネコを抱えたおじさんが、ゆっくりと散歩をする白夜の港町。

誰も来ない小さなお店の名前は『かもめ食堂 ruokala lokki』店主はサチエさん。来る日も来る日もお客は訪れず、窓越しの人たちに笑顔でご挨拶しながら、真っ白なふきんで食器をピカピカに磨く。そんな冒頭から、ニャロメの服を来た日本かぶれの青年の登場により、色々な人たちが加わってきます。 

うーん。。。私も旅に出たくなりました。

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そこで、“今のところ旅に出られない私”が作った、映画に出てきた「シナモン・ロール」
天然酵母のパネトーネマザーで作成。?。味もまあまあなのだけれど、何かが足りない。。情熱とフワフワさが足りないのだ。
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美味しいパンを求めに、恵比寿ガーデンのロブションに通う頻度が増えたこのごろ。うーん、やっぱり旅に出たい。

Table manner ワンダ先生のテーブルマナー

宮島ワンダ先生が昨夜の「おしゃれ工房」に登場。
サロンのある成城のご自宅にての収録でした。

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『こちらの方が、よろしい か と思われますが。如何でございましょう。お手に取り、是非お確かめくださいませ』
今の日本人でもあまり使わない「とても丁寧で古風な日本語」を使う先生です。
そのような印象は、ジョン・ロバート・パワーズ・スクールにて、18年前に初めてお目にかかった時から変わらず、美しさも変わらず!

いつものワンダ先生にお会い出来た、昨夜のNHK「おしゃれ工房」(9/17 3ch 21:30-, 再放送9/18 3ch 14:30-)でした。
全体的にだいぶ省略した内容で、真意は伝わりにくいとは思いましたが、今回放送された、「ティー・テーブルでの紅茶の戴き方」を外見上実践するだけでも、動作に無駄がなく綺麗に見えます。

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ワンダ先生からは、多くを学びました。
ヨーロッパのマナーの歴史・意味、テーブルの歴史に始まり、リネンの使い方と、細かな決まり事、ご挨拶の方法、握手の仕方。。18年前、これまでの私の「野放し人生!」が、大きく変化した出会いでした。

私はここで本物の多くのものを学び、何回も同じ動作を鏡の前で繰り返し、苦しみ、恥をかきながら、自分のスタイルを作っていきました。 

ワンダ先生は、今でもお会いする度に、多くを学ぶことの出来る数少ない魅力的な女性です。 
海外に出かける機会の多い方には、特にオススメする教室です。

宮島ワンダ先生のご本。「ワンダさんの欧州流マナーとテーブルセッティング」
編集の際の言葉足らずが多少ありますが、マナーの基本を学ぶには良い本です(お教室を断然オススメします)。
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ご苦労さま 安倍総理

昨日、電撃的な「総理辞任」の発表がありました。一夜明けて、新聞のトップ記事は、辞任表明をする安倍総理の潤んだ目の記者会見模様。

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話は変わりますが、ティー・パーティのとき、「してはいけない会話」がいくつかあります。
例えば、宗教の話をしない。子どものことや家族の詳しい話をしない。テーブルにある料理についてレシピのお願いはしないetc.. そのなかで、「政治の話はしない」ということも、あります。

このブログは、一方的に発信しているティー・パーティのようなもので、これまで出来るだけ政治の話をしないようにしてきました。でも、今回はほんの少しお話しすることをお許しください。

昨年の秋、総裁選圧勝のなか、順調な船出をした若い新総理に私たちも期待していた筈。
小泉路線を引き継いで、「官邸主導の強い総理」を演出していたのには、ちょっと無理があったけれど、就任早々の電撃的な中国や韓国訪問は、総理の目ざす「主張する外交」だったと思う。重なる閣僚の不祥事、年金問題、参議院選での惨敗、内閣支持率の低下にも伺える求心力のなさ。最終的には「テロとの戦い」における「インド洋での給油活動」の延長が難しくなったことによる総理の辞任。私たちにとっても、めまぐるしい1年でした。 

過日の参議院選の数字を見れば、「民主党支持」とも取れる結果だったけれど、別に「民主党」に期待しているわけではなく、「自民党」に何を期待していいのか分からなくなったこと、ある面で失望したこと、国益より政権を取ることに執着している他の党首にあおられた結果が出たのだと思っています。投票時の我々の迷いは、今の自民党の迷いでもあったわけです。

「自民党をぶっ壊す」と言った小泉さんの跡を継いだ安倍総理は、「そういう意味では真の後継者だった」なんて完結的な新聞報道もあるけれど、私は揺るぎない信念で、日本を良くしようとする強い自民党再生を望みます。

代表質問間際の辞任は、強力なブレーンを最後まで作ることの出来なかった「孤独な総理の苦渋の選択」だったのでしょう。お疲れさまでした。安倍総理。

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赤いフウラン 台風の後。

このたびの台風9号により、被災されたみなさまへお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を心よりお祈りいたします。

ちいさなことで恐縮なのですが。。ベランダの赤いフウラン。直撃の台風にもなんとか耐えました。名前の通り、ほんとうに風が好きな蘭でした。
台風が去った日のフウランです。赤い色も日差しを浴びて、鮮やかになったような気がします。

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赤いフウラン 

台風9号が近づきました。関東直撃です。
だんだん風が強くなっています。空の雲も流れが速い。

ベランダの「フウラン」は、風の蘭と書きます。風が大好きな蘭なので、由来もここから来ているそうです。でも台風はうーん、好きがどうかは不明です。。
甘い香りを漂わせ、初夏からずっと、途切れることなく咲き続けています。

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動物の赤ちゃん その後1

2007年7月のブログ「動物の赤ちゃん」にてご紹介した、東かがわ市の白鳥どうぶつ園 フレンチブルドックの“ナナちゃん”とベンガルトラの赤ちゃんのその後です。

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「どうなるのかな? この親子。。」と思いましたが、けっこう仲良く暮らしている様子が本日のwebnewsにアップされました。

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ベンガルトラの赤ちゃんは“ハチちゃん”と命名され、ただ今体重は13kgを超えました。体長は“ナナちゃん”の2倍。

乳離れも済み、動物園では別居させようと思っていたが「一日中じゃれあっている仲の良さ」に驚きながら、「けがをする心配が出るまでは」同居させることになったそうです。

いいね。こういうアバウトな考え(もちろん良い意味です)。ナナちゃんも嬉しそう。


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